利府高校と塩釜高校の偏差値が並びました②
『利府高校と塩釜高校の偏差値が並びました①』の続き
近年、利府高校普通科は倍率が低迷し、定員割れする年もありました。
それにより、とうとう利府高校普通科の偏差値が塩釜高校普通科の偏差値と同じになってしまいました。
偏差値が同じになったことに加え、近年、倍率が低迷していたことで、これまで塩釜高校普通科を第一志望としていた生徒が、利府高校普通科に第一志望を変更する可能性があります。
受験生が利府高校普通科を選ぶようになれば、利府高校普通科の競争率が上がり、塩釜高校普通科の競争率が下がるかもしれません。
また、学校のカリキュラムや進路、部活動の成績など、偏差値以外の要素を考慮して志望校を考えることができるようになり、受験の選択肢が広がります。
さらに、利府高校普通科の志望者が受験校をランクを下げなければならなくなった際、これまでは塩釜高校普通科へと変更するのが一般的でしたが、偏差値が並んだことで塩釜高校ビジネス科へと変更するようになるかもしれません。
そうなると塩釜高校ビジネス科の倍率がさらに上がることになるため、塩釜高校ビジネス科を志望している場合は注意が必要です。
利府高校普通科と塩釜高校普通科の偏差値が同じになったことにより、以上のような影響が考えられますが、具体的な影響は受験生一人ひとりの状況や考え方によります。
そのため、受験生は偏差値だけでなく、学校の教育方針やカリキュラム、進路支援など、多角的に学校を評価するとともに、自分自身の目標や希望をしっかり見つめ直し、適切に志望校を選ぶことが重要です。