問題集は解説が充実しているものを
本屋に行くと問題集を探している親子をよく見かけます。
中身をパラパラと眺めながら、「これがわかりやすくていいんじゃない?」とか、問題集を手に取りながら「これがまとまってていいんじゃない?」とか話しています。
できることならば、単なる満足感ではなく、しっかりと学力向上を狙える教材を選んでほしいと思います。
問題集は解説が充実しているものを
問題集を解くのはわからないものがわかるようになるため、できないことができるようになるためです。
問題を見てわかりやすく感じても、それはすでにできることを確認しているだけです。
どんどん解き進めることができ、自信はつくかもしれませんが、できることが増えるわけではありません。
これでは学力は上がりません。
学力を上げるためには、できないことをできるようにしなければなりません。
よって、問題集は解説が充実し、理解しやすい物を選んでください。
解説が細かいと問題集全体も厚くなってしまい、抵抗感があると思います。
しかし、薄くて一見取り組みやすそうな問題集でも解説に省略が多かったり、答えしか書いていなかったりすると、間違えた問題の解き方やその意味を理解することができません。
それでは結局、学力は上がりません。
時間の無駄になってしまいます。
したがって、問題集は問題だけでなく解説もよく見て、解説がわかりやすいものを選んでください。