点差ほど離れていない

2022/12/17

コラム

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 点差ほど離れていない

みなさん、模試は受けていますか。

塾に通っている人の中には強制的に受けさせられている人もいると思います(当教室は任意です)。

模試の結果が良くないと焦ってしまいますよね。

合格判定が出ないと、「志望校を変えた方が良いのかな?」とか「もう無理だ…」などと弱気になってしまいます。

しかし、得点や偏差値だけを見てそのような判断をしてしまうのは少し早いかもしれません。

偏差値が全然足りていないからといって無理だとは限りません。

模試の結果は冷静に見て、しっかり分析することが大切です。

問題ごとの正答率も見てみよう

模試の結果表には一つひとつの問題の正答率も書かれています。

正答率も見ることによって、何を優先して勉強しなければならないのか考え、分析することができます。

志望校次第では正答率が低い問題は解けなくても大丈夫という場合もあります。

よって、志望校のレベルに合わせて正答率を見てみることも大切です。

上位校狙いでなければ正答率50%程度までの問題を確実に解けるようになれば合格圏に届きます。

また、上位校を狙っているのであれば、正答率に関係なくすべての問題を復習する必要がありますが、正答率の高いものから順に復習するようにすれば一歩ずつ確実に合格圏に近づいていけるはずです。

本当に解けなかったのか

模試の結果には得点や偏差値、合格率だけでなく、模試会社からのアドバイスも書かれています。

しかし、そのアドバイスは正解か不正解かだけで判断しています。

本当に有効な対策を求めているのであれば、さらに細かい分析をする必要があります。

一つひとつの問題について、なぜ間違えてしまったのか、本当に解けなかったのかをよく考えるようにしましょう。

間違えた問題の中には、実力が不足しているために間違えたものもあると思います。

しかし、間違えた問題のすべてが実力不足によるものとは限りません。

単なるミスによって間違えた問題もあれば、問題の読み取りが甘いために間違えた問題もあるはずです。

ちゃんと読めば解ける実力がある場合も少なくありません。

「練習では解けていたんだけどなぁ」とか「これは取れるはずなのになぁ」と思う問題があると思います。

このような、解く実力はあるのに間違えてしまった問題は要注意です。

それらを確実の解けば余裕で合格圏になることもあります。

自分で分析するのは難しい

実力がないから間違えたのか、ミスをしてしまっただけなのか、問題の読み取りが甘いのか、それらを自分で判断するのは難しいかもしれません。

そんなときは、学校や塾、家庭教師の先生に相談してみましょう。

そうすることで、実力的には解くことができる問題やもう少し頑張れば解ける問題などが明らかになります。

それらが明らかになることで、合格圏まで点差があるけれども、それほど遠くはないということも多くあります。

しっかり分析すれば取り替えるのは難しくないという場合もあります(それなりの努力は必要です!)。

それをしっかり見極めることが大切です。

がんばればすぐに合格圏に届くのか、全く無理なのかは点数や偏差値だけではわからない部分もあるため、点数や偏差値だけで一喜一憂しないようにしてください。

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