泳げなかった話

2022/05/25

塾長の与太話

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 泳げなかった話

 実を言うと、二十歳くらいまでちゃんと泳げませんでした。5メートル~10メートル程度は泳げたのですが、25メートルを泳ぎ切ることはできなかったんです。学校のプールや市民プールって、大体25メートルなので、25メートル泳げないと泳げるという感覚はなかなか持てないんですよね。

 何年生のときだったかなぁ。小学生のとき、夏休み中の1週間くらいだったと思いますが、当時の担任から水泳の練習のために学校に来るように言われ、特訓したこともありました。今思うと「なんて熱血な先生だったんだろう。」と思います。とはいえ、ただひたすら泳ぐだけで、励ましてはくれたものの、泳ぎ方のコツを教えてもらったわけではありませんでした。5メートル~10メートル程度は泳ぐことができたので「あとは体力の問題だろう。」と思っていましたし、背も小さかったので「まぁ、泳げなくてもしょうがないな。」とも思っていました。

 それが大学時代の教育養成に関する授業の際、1つアドバイスをもらっただけで、25メートルどころか50メートルを余裕で泳げるようになったんです。そのときも最初は5メートル~10メートル程度しか泳げなかったのですが、ちょっとしたコツを教わるだけで一気に泳げるようになったわけです。「小学生のときの特訓はいったい何だったんだ。」と思いましたね。

 まぁ、よく考えれば当然ですね。小学校の先生は教員免許は持っていても水泳の専門家ではありません。また、小学校の先生になるような人はどちらかと言えばデキる人で、泳げなかったなんて経験をしていないでしょう。そのような人からすれば、10メートル程度は泳げるのに25メートル泳げないなんていうのは、単に気持ちも問題に見えたのだと思います。

 でもね、そうではなかったんですよね。

 なぜ、こんな話をしたかというと、大分県の小学校で水泳の授業を試験的に民間委託したという記事を読んだからです。

小学生の水泳授業を民間委託 狙いは専門性の高い授業と教員負担軽減 大分

 今の小学生の中にも、私が小学生だったときと同じように、「なかなか泳ぎ切れないないなぁ。」「自分は体力がないのかなぁ。」と自信を失っている人がいると思います。プロのインストラクターによる専門性の高い授業を受けることで、そのような子どもが減ることを期待しています。

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