「男子だから理系」「女子だから文系」なんて決めつけない!
しばらく前、ラジオのニュースで、日本の女子大学で初めての工学部が設置されたというニュースを聞きました。
「男性の多い環境では萎縮してしまいそうだったので、この大学の工学部を選びました。」という新入生のコメントも紹介されていました。
全国の工学部では女性の比率が10%余りに留まっているそうです。
しかし、女性であっても、ものづくりに興味を持ち、将来の仕事にしたいと考える人はいたはずですし、そのような生徒が自分の将来を諦めることなく突き進んでいける環境ができるというのは、とても素晴らしいことだと思います。
そもそも、男子だから理系とか女子だから文系というのは、単なる思い込みでしかありません。
女子だから算数・数学が苦手なわけではありません。
まわりの大人の思い込みによって本人も「算数・数学の成績が良くなくても仕方ない。」と思っているだけかもしれません。
実際、指導してみると「数学苦手って言ってたけど、そんなことないなぁ。」と思うことも少なくありません。
逆もまたしかりで、男子にもそのようなことがあるでしょう。
「男子だから」とか「女子だから」とは、そんな思い込みにとらわれることなく、自分の将来を考えてもらいたいと思います。