平均は世界トップレベルだけど
経済協力開発機構(OECD)が2025年に実施した “ 学習到達度調査(PISA)” の結果を発表しました。
この調査は2000年以降ほぼ3年ごとに、世界91の国・地域の15歳の生徒を対象に実施されています。
日本は “ 読解力 ”、“ 数学的リテラシー(応用力)”、“ 科学コンピテンシー(課題対応力)” の3分野全てにおいて世界トップレベルを維持しました。
それは良いことです。
しかし、気になるのは低得点層の割合が増加していることです。
調査によると日本の低得点者の割合は
- 読解力 18.6%(前回比4.8%増)
- 数学的リテラシー 16.1%(前回比4.1%増)
- 科学コンピテンシー 11.3%(前回比3.3%増)
にもかかわらず、平均得点の順位が世界トップレベルということは、低得点層は増えたけれども、高得点層がそれをカバーして、平均点はそれなりに高くなっているということです。
つまり、成績上位と下位の格差がますます開いているということです。
実際にその他の調査や学校の定期テストの結果からも中間層が減り、上位と下位に2極化している様子も見られます。
「日本人って頭が良いんだな。」で終わらせずに、学力格差が大きくなりつつことも考慮し、今後の学習方針を考えてください。

