点数は良いんだけど、内申点が…なぜ?
現行の小学校学習指導要領が2020年度から全面実施され、英語が教科になりました。
教科になったことで小学校5・6年生の英語に成績がつけられるようになりました。
そしてそれに伴って、簡単なものですが中学入試でも英語が出るようにもなりました。
例えば、二華中や東北学院中などの入試で英語のリスニングが出題されています。
英語熱も高まっているようで、英検3級や準2級などに合格する小学生の話もよく見聞きするようになっています。
そんな中、こんなニュースを見ました。
塾や英語教室に通って英語を習い、英検などにも合格しているにもかかわらず、小学校の英語の成績が「普通」になっているということでした。
何が評価を下げているのか
どうして塾や英語教室い通い、英検などに合格していても英語の成績が「普通」になってしまうのか?
それは、簡潔に言えば、授業態度です。
ニュース記事によると「主体性や積極性が足りない」「自分から進んで意見を言うことができない」という点が評価に悪影響を与えているようです。
本人の性格的に難しい子もいると思います。
対応するのはなかなか大変かもしれません。
まぁ、小学生のうちは、中学受験をするのでもなければ、性格的には難しいことには目をつむり、習ったことを理解し、身につけることを重視してください。
性格的に難しい…ならば!
小学生であれば性格的に難しいことを無理して取り組む必要性はそれほど高くなく、学習内容の理解と習得が大切です。
しかし、中学生はそうも言ってはいられません。
なぜなら、入試があるからです。
高校入試には内申点も重要な要素です。
主体性や積極性の不足によって、テストの点数は90点前後あるにもかかわらず、成績が3や4になってしまった結果、志望校合格に必要な内申点が不足してしまい、学力は合格圏であっても不合格になってしまったり、受験校のランクを下げなくてはならなくなってしまうこともあります(特に男子によくあります)。
模試は偏差値60以上の高校も狙える成績でも、内申の不足によって偏差値50前後の高校を受験することになる場合もあります。
こうなってしまうのは非常にもったいないことだと思います。
そうならないためにも、性格的に難しくても学校の授業のときだけは主体的かつ積極的に思われるように行動しなければなりません。
ならば!
得するキャラになってしまおう!
性格的に難しくてもやったほうが良いのであれば、自分の性格は一旦、脇に置いておきましょう(それが難しいんですけどね)。
自分らしさを残したままなんとかしようとしてしまうと、自分がつらくなります。
性格的に無理なんですから。
そうであるならば、授業のときはその場で得するキャラを考え、そのように振る舞ってしまいましょう。
自分が発言したいかどうかではなく、発言したほうが成績にプラスだと思ったら手を挙げてしまうなど、自分の性格とは別の行動基準を作ることで、行動しやすくなることもあります。
ちょっとズルいかなと思うかもしれませんが、ちょっとチャレンジしてみてください。
結構上手くいくかもしれませんよ。