良いも悪いも積み重ねの結果
筋トレを始めて1日や2日ですぐに筋力がつくことはありません。
その逆も然りで、暴飲暴食をしたところで1日や2日では何十キロの体重が増えてしまうということはありません(少しは増えますが)。
そんなことがあったらビックリです。
先週までガリガリだった友達が月曜日には筋骨隆々になっているなんてことは、あるはずがありません。
このようにポジティブなこともネガティブなこともこれまでの積み重ねの結果です。
一朝一夕に出来上がったものではありません。
勉強だって同じこと
積み重ねの結果が現れてくるのは、勉強も同じです。
良い成績を収めることができるのは、それまで勉強を続けてきた結果です。
学校から出された宿題を欠かさずやる。
漢字や英単語の練習を覚えるまでやる。
問題集をコツコツ毎日進める。
さらに最上位の生徒になると、少しでも隙間時間があれば、すぐに勉強するという感じです。
こういった毎日の積み重ねの結果が高得点となって現れるわけです。
しかも、そういう生徒は自分が特にがんばっているとは思っていません。
なぜなら、勉強することが習慣になっていて、勉強することを当たり前と考えているからです。
そして、テスト直前に「あんまり勉強してないわぁ。」などと言いながら高得点を叩き出します。
成績が良いのが積み重ねの結果ならば、成績が悪いのも積み重ねの結果です。
成績が悪いのは、これまでサボるという行為を積み重ねてきたからです。
毎日のように学校から宿題を出され、家の人からも「勉強しなさい。」とか「宿題はやったの?」などと言われ続け、それでも強い意志をもって勉強しないという努力(?)を積み重ねてしまっています。
そんなことを続けてきたにもかかわらず、受験生になってから急に焦り始めて「何とかしたい。」と思っても手遅れです。
ちゃんと勉強を続けてきた人に追いつくことはできません。
成績が良いのも悪いのもこれまでの積み重ねの結果であり、瞬間的に追いつけるような、そんな魔法のような勉強法は存在しません。
そんなものがあるならば、毎日ちゃんと勉強している人に失礼ですし、義務教育は9年間も必要ないはずです。
どんなに遅れていても一つずつ積み重ねていくしかありません。
そして、追いつけるかどうかは受験までの残り時間と自分の努力次第です。
時間があっても覚悟が足りずに間に合わないこともあります。
どんなに努力しても時間が足りないこともあります。
できるだけ早いうちに動き出し、毎日コツコツと勉強を積み重ねていかないと、どこかで無理が生じてしまいます。
その結果、志望校のレベルを落としたり、不合格になったりします。
そのようなことにならないように、成績が悪かったら、ありもしない魔法を求めるのではなく、自分が何を積み重ねてきたのかをしっかり考え、普段の生活を見直すことが大切です。
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