人形劇終わっちゃった…
このところ、NHKで深夜に平家物語の人形劇をやっていました。
思いのほか面白くて、つい夢中になって見てしまいました。
人形も個性豊かで、衣装もこだわっていて、とてもキレイでした。
敦盛の鎧、キレイだったなぁ。
役者さんが演じるドラマも良いのですが、人形だとそれとは違った魅力がありますね。
役者さんだと、その人の印象に引っ張られてしまうこともあるのですが、人形だと余計な情報がなく、どのキャラクターも平等に見ることができました。
そして何より動きが良いんですよ。
人形だと生身の人間のように顔の表情を表すことができない分、動きで表すことが多いようです。
悲しくて泣いているときには、顔を伏せて肩を震わせる。
怒っているときに、相手の顔を睨みつけ、体を震わせる。
うれしくなって体を弾ませる。
こういった体を使った感情表現は文章でも用いられます。
動きが大げさな人形劇だからこそ、体を使った感情表現が理解しやすく、ひいては物語文の読解にも役立つのではないかと思いました。