勉強はコントロールできるスピードで!
全力で走ると急には止まれません。
周囲の景色もちゃんと見ることができません。
ときには、道を間違えても気づかなかったりします。
また、曲がることも難しくなるため、曲がるときにはスピードを落とすことになります。
運転初心者のときの高速道路だと、スピードになれていないために運転に夢中になりすぎてしまい、目的の料金所を通り過ぎてしまったりして…。
仙台の大学生だと、気がついたときには国見インターで「福島じゃん!」って焦るなんてことを経験している人もいるかもしれません。
スピードが速いせいで余裕がなく、周囲をちゃんと見ることができない。
だから目的地を過ぎてしまう。
間違っていることに気づかない。
まぁ、これは笑い話ですが、勉強のときにこれをやってしまうのと効率が悪くなってしまいます。
試験本番だったら致命傷です。
コントロールできるスピード感で
コントロールできないスピードで動いてしまい、何かを間違えてしまう。
それは問題を解くときも一緒です。
試験本番を考えれば時間を気にすることは重要です。
しかし、スピードを意識しすぎて、急いで解くとミスに気づくことができません。
必要な情報を読み飛ばしてしまうかもしれません。
その結果、時間を気にせず、冷静に解けば正解できる実力があるにもかかわらず、不正解になってしまうわけです。
せっかくわかっていても正解にたどりつくことができないのは、点数がもったいないですね。
テストは点数で評価されます。
取れるはずの点を逃してしまうわけにはいきません。
よって、情報を読み飛ばさずに正しく整理し、ミスをしない、もしくはミスがあってもすぐに気づいて修正できるようなスピード感、つまり、コントロールできるスピード感で問題を解くことが大切です。
感覚としては全速力の8割くらいのスピードで問題に向き合う感じでしょうか。
「それで時間内に解けるのか?」という疑問もあるかもしれません。
特に、これまでのテストで時間が間に合わなかった経験がある人は心配になってしまうと思います。
しかし、実力がしっかりついてくれば、スピードは上がります。
急いで解いてミスだらけの答案になるより、しっかり確実の正解することを心がけて勉強してください。