学習方法を細分化しよう!
目標を細分化するというのは、中高生向けの勉強法から大人向けの仕事術まで、さまざまな本やメディアで言われています。
大きな目標を設定するだけでなく、それを達成するための道筋を小さな目標に分け、それを一つひとつ達成することで最終的に大きな目標を達成できますし、小さな目標を設定することで、一つひとつのハードルが下がり、取り組みやすくもなります。
例えば、英語の勉強であれば、「be動詞」を勉強する際に、「be動詞」全てをいっぺんに身につけようとするのではなく、「be動詞の肯定文」「be動詞の否定文」「be動詞の疑問文」と分けて、一つずつ身につけていくような感じです。
このような学習内容の細分化は参考書や問題集ですでに行われていますので、イメージしやすいと思います。
しかし、学習方法を細分化するという発想はなかなか思いつかないのではないでしょうか。
勉強の仕方を細分化してみよう!
勉強を始めようと思っても何から始めれば良いのかわからず、結局ダラダラと時間が過ぎていくことがあると思います。
そこで、勉強し始めるまでの手順を細分化して、一つひとつこなしていけば勉強を始められるという流れを作ってしまうわけです。
では、どこまで細分化するか。
例えば、「机に向かう」「筆記用具を用意する」「問題集を開く」「2ページ解く」「丸付けをする」など、一見「そこまでしなくても…。」と思えるくらいまで分けてしまえば、始めるハードルも下がり、始めやすくなるはずです。
ここまで細分化してしまうとかっこわるいと感じるかもしれません。
しかし、大切なのは自分が動きやすくなることです。
他人からどう見えるかなんでことは関係ありません。
勉強の流れを自分にとって動きやすくなるまで細分化して、勉強しやすい状況を作り出してください。