〇〇日完成問題集って
本屋さんに行くと、『10日間完成!』や『1週間で~』みたいな問題集をたくさん見かけます。
正直なことを言うと、それらの問題集だけで高校受験を乗り切ることができるとは思えないのですが、飛びつきたくなる気持ちもわかります。
よくまとまっているとは思うので、理解を確認するには良いかもしれませんが、理解できていないものを勉強し直すには説明が不足です。(細かい説明を入れてしまうと問題集が厚くなってしまいますからね。)
受験を考えるのであれば『10日間完成!』とか『1週間で~』といった問題集ではなく、多少分厚くても説明がしっかりしていて、問題数も多い問題集の方が良いと思っています。
では、『10日間完成!』のような問題集はどのように利用するのか?
最近、ふと思ったんです。
受験後に使えば良いんじゃね?って
受験直後は、これまでの受験勉強である程度実力が完成している(ハズです)。
できれば、その実力を高校入学まで維持しておきたい。
しかし、受験が終わったのにそんなにバリバリ勉強するのはイヤ。
と考えると、『10日間完成!』や『1週間で~』といった問題集って受験後にピッタリ!
これまでの学習内容がコンパクトにまとまっているし、そんなに難しい問題もない。
受験を見据えた場合はちょっと頼りない問題集ですが、これからに向けて無理をせずに実力を維持しておくには丁度良いと思います。