宮城一高の理数科が探求科になります。
こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。
令和4年度より宮城第一高校理数科が国際探求科・理数探求科に学科改編されます。
宮城県の県立高校では初の探求科です。
ホームページも開設されていますので、進路選択に役立ててください。
生徒募集は2学科合わせて80人。
2年進級時に国際探求科と理数探求科に分かれます。
英語を活用する機会が充実する。
国際探求科、理数探求科ともに英語を活用する機会が充実するようです。
インターネットを利用して海外の学校と交流し意見交換をする授業。
1年次にはイングリッシュキャンプ、英語スピーチコンテスト。
2年次にはオーストラリア研修旅行、英語ディベートコンテスト。
3年次には英語論文の完成、英語による探究活動最終発表会。
英語をより実践的に活用するため、読む書くだけでなく、話す力を伸ばすことができそうですね。
あくまでも探求科。
英語を活用する機会は多いですが、あくまでも探求科です。
英語科ではありません。
英語を勉強したいという思いだけで志望すると危険かもしれません。
国際探求科は語学や文化、歴史や政治経済などについて探求し、理数探求科は数学や化学などについて探求する学科です。
理数科と比べ、深く探求できる内容が増えました。
何か深く探求したいことがある生徒にはとても良い進学先になりそうです。
高校入試にはどう影響する?
学科が改編になって気になるのは、入試の倍率がどうなるのか?ではないでしょうか。
私個人としては国際探求科ねらいで女子の受験者が増えると思います。
理数科ではなくなるため、理数科ねらいだった生徒は他校の理数科に流れるかもしれません。
そのため倍率には大きな変動はないと思いますが、上がる可能性も視野に入れて勉強してください。