どう動く?塩釜高校普通科定員減!
こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。
令和4年度入試より塩釜高校普通科の募集定員が280名から240名に減少します。
塩釜市及びその周辺地域の中学生は「とりあえず釜高」と考えている生徒が多くいますが、定員が減少することを知らずに過ごしてしまうと危険です。
具体的にどのように影響するか。
それは入試が終わらなければわかりません。
しかし、いくつかのケースを想定して、ある程度予想することはできます。
志願者数が例年と同程度の場合
志願者数が例年と同程度の場合、当然ですが倍率は上がります。
例えば、昨年度と志願者数が同じとすると、倍率は1.13から1.31に上昇します。
倍率と言われてもピンとこないかもしれませんね。
そんなときは、こう考えてください。
落ちる生徒が40名増える。
現在の模試の判定がギリギリでは落ちる可能性が高いです。
志願者が他校に流れる場合
定員減に伴って志願者が志望校を変えることも考えられます。
変更先としては塩釜高校ビジネス科になると思います。
しかし、塩釜高校ビジネス科の倍率は例年、普通科よりも高くなるため、松島高校普通科に変更する生徒もいるでしょう。
さらに、塩釜高校普通科からビジネス科に変更する生徒に押し出されるように、塩釜高校ビジネス科から松島高校普通科に変更する生徒もいるはずです。
そうなれば、松島高校普通科の倍率も上がります。
以上のことから予想すると
実際には塩釜高校普通科を志望する生徒の一部が塩釜高校ビジネス科や松島高校普通科に変更すると考えられます。
倍率としては
- 塩釜高校普通科:1.2~1.3
- 塩釜高校ビジネス科:1.4前後
- 松島高校普通科:1.2前後
塩釜高校普通科、塩釜高校ビジネス科、松島高校普通科の倍率は上昇すると思います。
これらの高校を志望している生徒は注意が必要です。
ワンランク上の高校を受験するつもりで勉強してください。
変更先の第一候補はビジネス科だが…
塩釜高校よりもランクが1つ上の高校という印象があるかもしれませんが、利府高校も候補に入れると良いかもしれません。
利府高校は近年、定員割れしていて、合格しやすくなっています。
他にも合格しやすくなっている高校があります。
印象に惑わされずに、じっくり考えてください。