計算問題。筆算するか、暗算するか。
こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。
筆算するか、しないか。途中式を書くか、書かないか。
面倒に思ってしまうと、どうしても暗算してしまいますね。
もちろん、正解できればOK。
なんでも筆算!何でも途中式!ということではありません。
正しく計算する。
これが最も大切です。
そのためには「筆算するorしない」「途中式を書くor書かない」の判断が重要です。
では、どのように判断すれば良いのでしょうか。
たくさんの荷物。どう運ぶ?
たくさんの荷物があるとします。
そして、それを自分の力だけで運ばなければいけないと考えてみましょう。
もし、自分が力持ちだったら、一気に持ち運べますね。
しかし、それができなければ、小分けにして運ぶしかありません。
そして、小分けにする場合、その分け方も問題になります。
できるだけ大きく分ければ、1回1回は大変ですか、運ぶ回数は少なくて済みます。
小さく分ければ、1回1回は楽になりますが、運ぶ回数は多くなります。
大切なのは安全にちゃんと荷物を運ぶこと。
結局、自分の力に合わせた方法を選ぶしかないんですね。
自分の力を知ろう!
計算するときもこれと同じ。
自分の力に合わせた方法を選択し、正しく計算しなければいけません。
そのためには、自分の力を知る必要があります。
問題なのは、計算力は腕力などと比べて自覚しにくいことです。
物を持てなければ力不足はすぐに自覚できますが、計算を間違えても自分の計算力が不足していると考えられる人は少数。
「計算ミスしちゃった」くらいのノリで済ましてしまうんですね。
解答を見れば正解がわかってしまうからかもしれません。
ですから、ここの意識を変えましょう。
計算間違い=計算力の不足!と考え、自分の計算力を自覚するのです。
それができたら、自分の計算力に合わせて「筆算するorしない」「途中式を書くor書かない」を判断しましょう。