合格に必要な問題を解け!
高校入試に向けての基礎が固まると次はいよいよ過去問演習や予想問題演習に取り組むことになります。
その際に大切なのは、「志望校合格に必要な問題を確実に正解できるようにする。」ということです。
過去問や予想問題に取り組んでいれば、どうしても解けない問題、解説を読んでも理解できない問題に出会うこともあります。
そのような問題に出会うと、それを解けるようになるために頑張らなくては合格できないと考えがちですが、すべてを完璧に理解し、解けるようになる必要はありません。
なぜなら、志望校のレベルによって「解けなくても差がつかない問題」と「解けなければいけない問題」があるからです。
つまり、受験勉強においては合格を勝ち取るために「頑張らなければならない問題」と「悩まなくてもよい問題」があるため、すべてを完璧に解く必要はないのです。
よって、高校入試の勉強法としては、「解けなくても差がつかない問題」に時間とエネルギーを使いすぎるのは、非常にもったいないことです。
それよりも、ライバルたちが正解してくるであろう、「確実に解くべき問題」に集中することで合格が近づきます。
例えば、偏差値50未満の高校を志望しているのであれば、基礎と初歩的な応用問題が「確実に解くべき問題」です。
それらを解き切ることができれば合格点を超えます。
複雑な思考力を必要とするような問題を解くことができなくても、他の生徒の大半も解くことができないので、悩む必要はありません。
よって、基礎と初歩的な応用問題をミスなく解き切ることができるように努力することが合格への近道となります。
一方で、偏差値60以上の高校を目指しているならば、基礎や初歩的な応用問題を解けることは当然として、さらに踏み込んだ応用力や難問に対する粘り強さも求められます。
この場合は複雑な思考力を必要とする問題にも積極的に取り組んで、解けるものをどれだけ増やせるかが合格のカギになります。
このように、志望校のレベルによって、合格するために正解しなければならない問題は異なります。
そのため、ただやみくもに難しい問題に取り組むのではなく、「このレベルまで完璧にすれば合格できる」というラインを把握することが、合格をつかみ取るための有効な手段となります。
それを把握することによって、学習効率は格段に上がります。
そのレベルを自分で把握していくのは難しいかもしれませんが、その場合には学校や塾、家庭教師の先生などに相談してみてください。
そして、「正解すべき問題」を絞り込んだ、効率の良い受験勉強を進めていってください。

