定義と定理①
数学を勉強していると『定義』や『定理』という言葉が出てきますが、それらの違いは理解しているでしょうか。
『定義』とか『定理』とか言われてもよくわかってない人も多いと思います。
そして、よくわからないために、違いを意識せずに『定義』も『定理』も同じように丸暗記しようとしているのではないでしょうか。
しかし、『定義』と『定理』は数学における重要な概念であり、それぞれ役割が異なるため、覚え方も異なります。
『定義』とは、ある概念の内容やある言葉の意味を他の概念や言葉と区別できるように明確に限定されたもの、つまり言葉(用語)の意味をはっきり述べたものです。
これはだれかがそのように決めたものであり、論理的な説明があるものではありません。
証明することができないため、「なんでそうなるの?」と問われても答えることはできません。
よって、『定義』はそのまま覚えるしかありません。
まぁ、読んで字の如くというものも多いので、そのまま覚えるとしてもそれほど難しくないと思います。
『定義と定理②』に続く