内容を知らなければ使えない②
『内容を知らなければ使えない①』の続き
四字熟語や慣用句、英単語などに関しては、言葉の意味まで含めて勉強することが多いと思います。
では、社会や理科の用語はどうでしょうか。
社会や理科の用語についても、四字熟語や慣用句、英単語などと同様に、内容や意味まで含めて勉強しているでしょうか。
墾田永年私財法のように、やたらと語感が良い用語などは「覚えているけど中身はさっぱりわからない。」ということも少なくないのではないでしょうか。
しかし、そのような覚え方では、どれだけ覚えても、テストで正しく答えることはできません。
例えば、歴史上の人物の名前をたくさん覚えたとしても、その人物が何者で、何をしたのかを覚えていなければ、問題文からその人物を導き出すことはできません。
そのため、社会や理科の用語も四字熟語や英単語などと同じように、その内容や意味を含めて勉強する必要があります。
覚えることが増えるため、最初は億劫に感じるかもしれませんが、実は内容や意味を含めて覚えるほうが理解が深まり、覚えやすくなります。
大切なのは、単に言葉を覚えるのではなく、その内容や意味を理解することです。
そうすることで、テスト問題やさまざまな問題解決に利用できる、『使える知識』を身につけることができます。
『内容を知らなければ使えない③』に続く