内容を知らなければ使えない③
『内容を知らなければ使えない②』の続き
社会や理科の用語も四字熟語や英単語などと同様に、言葉自体を覚えるだけでなく、その内容や意味まで含めて覚えることが重要です。
そのためには、教科書や参考書の太字や色文字になっている部分だけでなく、その前後の文章にも注目して読む必要があります。
その上で、要点をノートにまとめてみるのも1つの方法です。
しかし、自分で要点をまとめるというのは、やってみると案外難しいものです。
どこが要点でどこがそうではないのかを見極めるには内容を深く理解している必要があります。
もし、それができるのであれば、そもそも勉強に苦労していないはずです。
また、知識を定着させるためには問題に取り組むなどのアウトプットが必要不可欠です。
その際に上手に活用したいのが一問一答問題です。
一問一答問題に取り組む際、用語の内容や意味まで意識しているでしょうか。
問題に答えて、丸付けして終わりになっていませんか。
それでは一問一答問題を活用できているとは言えません。
一問一答問題の問題文というのは、用語の要点が過不足なくまとめられています。
つまり、間違えた問題を問題文まで含めて復習することで、用語だけでなく、その内容や意味を簡潔にまとめられた形で覚え、理解することができるわけです。
一問一答問題は問題文も解答もどちらも重要であると考え、その2つをセットにして学習するようにしてください。
それによって、知識をより深く定着させることができます。
『内容を知らなければ使えない④』に続く