心技体って言うけれど
ゴルフ選手だったかなぁ?
だいぶ前のことなのでよく覚えていないのですが、とあるスポーツ選手がこんな話をしていました。
「心技体って言うけどな、本当は体技心なんだよ。一番大事なのは体。体がしっかりしているから技術を活かせて、心も安定するんだ。」
言い方は忘れましたが、だいたいこんな感じのことでした。
「言われてみればその通りだな。」と思いませんか?
どれだけ気持ちがあっても、それを実行できる体と技がなければ上手くいきません。
勉強でも同じです。
勉強にとっての体とは
勉強にとっての体とは何でしょうか?
それはやはり体力でしょう。
体力がないとすぐに疲れてしまい、勉強していてもすぐに集中が途切れてしまいます。
また、体力的な余裕がないと、勉強する気力もなくなってしまいます。
疲れてしまって勉強に集中できない様子は、勉強を苦手としている人によく見られます。
スポーツ選手のような強靭な体が必要になるわけではありませんが、ある程度の体がなければ技を磨いていくことはできません。
やはり、体があってこその技なのだと思います。
勉強にとっての技とは
勉強にとっての技とは何でしょうか?
それには基礎・基本から入試レベルの問題に対応できるだけの応用力まで幅広くあります。
スポーツと同様に技を磨いていくためには反復練習が必要です。
特に基礎・基本は何度も何度も練習し、身につけていくことが大切です。
スポーツ選手が基本動作をいちいち確認していたら試合にならないように、基礎・基本は自然に使いこなせるようになるまで練習しなければなりません。
そして、徐々にレベルを上げていく。
そうしているうちに入試レベルの問題にも対応できる技が身につきます。
勉強にとっての心とは
勉強にとっての心とは何でしょうか?
それは自信です。
そして、自信をもつために必要なのは体と技です。
十分な体と技が身につけば、自信をもってテストや入試に挑むことができます。
勉強に自信がないと、始めるのも億劫になってしまうかもしれません。
しかし、やらなければ自信がつくことはありません。
気持ちは脇に置いておいて、まずは勉強を始めてしまいましょう。
勉強を始めてしまえば、【できることが増える→少し自信がつく→さらに勉強を進めたくなる→できることが増える→自信がつく→…】と良い循環が生まれます。
そうなれば自然と心技体がそろってくると思います。