アナログ時計を使おう!
こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。
時間を気にしないで日常生活を送っている人はいないと思います。
学校や仕事に遅れないように目覚ましをかけたり、見たいテレビ番組の時間に合わせて家事や宿題を終わらせたりしていますよね。
また、約束の時間に遅れて、人を待たせてしまうのは相手に失礼になり、逆に待たされてしまうと心配になったりイライラしたりします。
時間がちゃんとわかるというのは生活をする中で欠かせない能力です。
心配し過ぎないことが大切
時間は小学1年生~小学3年生で勉強します。
勉強したばかりの頃は大人が思う以上に苦戦します。
時刻を読み間違ったり、今から50分後と言われても何時何分かわからなかったりします。
時間がわかるということは大人にとっては当たり前のことなので、子どもが時間がわからないと心配になってしまいます。
ですが、よく考えてみてください。
時間がわからない大人に会ったことはありますか?
頭が良いとは悪いとか、学歴がどうとか、そんなことには無関係に大人は時間を気にしながら生活しています。
それに対して、小学校低学年の子どもたちにとって、時間は周りの大人が管理してくれていたものです。
それまでは、あまり時間を気にせずに生活してきたはずです。
だから、勉強したばかりの頃は苦戦してしまう。
小学校低学年の子どもが時間を上手く読み取れないのは、ほとんどが単なる経験不足です。
日常生活の中で時間を気にして行動する機会が増えれば、いつの間にかできるようになります。
時間を具体的にいう
時間を気にして日常生活を送るために、普段の会話に具体的な時間を使ってみてください。
例えば、「もう少し待って。」ではなく「5分待って」と言ってみる。
「もう寝る時間だよ。」ではなく「9時になったからもう寝ようね。」と言ってみる。
また、家庭学習も宿題をしたら終わりではなく、時間を決めてしまうのも良いかもしれません。
(家庭学習の時間の目安はコチラ → 令和3年度全国学力学習状況調査から⑥)
このようにするだけでも時間に対する意識は高まります。
普段から時間を気にするようになれば、時間の理解は深まります。
時間については過剰に心配するのではなく、日常生活の中で経験を積んでいくことを意識してください。
アナログ時計を使おう!
普段使用する時計にはアナログ時計がオススメです。
アナログ時計ならば、時間について学習する前から生活の中で時間を意識させることができます。
例えば、「短い針が9のところに来たらお風呂に入ろうね。」など、何時何分ということを知らなくても時間を意識させることできます。
また、アナログ時計では針が動いて時間を表すので、時間が流れていくことが視覚的に理解できます。