県立高校でBYODが導入されるけど、BYODって何だ?
BYODとは「Bring Your Own Device」の略です。これは
企業が学校などで従業員や生徒が自分で持っているタブレットやノートパソコンなどの個人所有のデバイスを仕事や学校で使うことを許可する仕組みを指します。
このBYODが令和8年度から宮城県の県立高校でも導入されます。
〈県立高校における生徒所有端末の持ち込み(BYOD)について〉
これによって、令和8年度以降の県立高校入学性は入学時に学習用の端末(タブレットやノートパソコンなど)を、各家庭で購入し、準備する必要があります。
これまでの高校入学の準備に加えて、新たに端末の購入費用が発生するため、ご家庭の負担が増えることになります。
ご不安もあると思いますが、この負担増に対しては、宮城県教育委員会で端末の貸与などの支援策が用意されています。
用意する端末の仕様や購入方法、支援策の利用方法については合格者説明会で学校から詳しい説明があります。
焦って今から端末を購入しないように注意してください。
このBYODの導入について注目したいのは、学校が購入を推奨する端末でなくても、仕様を満たしていれば利用できるという点です(※ただし、学校や年度にとって指定がある場合もありますので、最終的には必ず入学先の学校にご確認ください)。
ご家庭の予算や、生徒さんの個性や好みに合った端末を選ぶことができれば、学習に対する愛着がわき、学習意欲の向上にもつながります。
「この色がいい」「キーボード付きのものが使いやすい」「このペンでメモをとりたい」など、生徒さんの希望を考慮しながら端末を選べるのはBYODの大きなメリットです。
令和8年度の高校入試に向けて、学習面の準備と合わせて、新しい学習環境に対応するための情報収集も進めていってください。

