塩釜高校普通科、募集定員が減ります!②
令和8年度入試より塩釜高校普通科の募集定員が240名から200名に減少します。
これによりどのような影響が出るかは、入試が終わらなければわかりません。
しかし、塩釜高校普通科は過去にも募集定員を減らしたことがあります。
令和4年度入試では、募集定員が280名から240名に減少しています。
そのときの動向を参考にすると、今回の定員減についてもある程度予測ができます。
令和4年度の定員減ではどうなった?
令和4年度入試では、塩釜高校普通科の倍率は1.23倍で、前年度の1.13倍から0.1ポイント上昇しました。
注目すべきは、入試の予備調査の段階では1.38倍とさらに高かったことです。
これはおそらく、定員減賞をあまり意識せずに予備調査を塩釜高校普通科で提出したものの、倍率の高さに驚いて慌てて出願校を変更した生徒が多かったためと考えられます。
では、どの高校に変更したのでしょうか。
考えられるのは、やはり塩釜高校ビジネス科、松島高校普通科、利府高校普通科の3校です。
実際、これらの3校は予備調査から最終倍率にかけて倍率が上がっています。
具体的には、塩釜高校ビジネス科が0.94倍から1.34倍、松島高校普通科が0.88倍から1.06倍、そして利府高校普通科が1.00倍から1.11倍になっています。
以上のことから予想すると…
以上のことから、令和8年度入試では、募集定員が減少する塩釜高校普通科の倍率が上がるだけでなく、塩釜高校ビジネス科、松島高校普通科、利府高校普通科にも影響が及ぶ可能性が高いと考えられます。
現時点での予想倍率としては、以下のようになるのではないでしょうか。
- 塩釜高校普通科:1.2~1.3
- 塩釜高校ビジネス科:1.3~1.4
- 松島高校普通科:1.0~1.1
- 利府高校普通科:1.1~1.2
繰り返しになりますが、ワンランク上の高校を受験するくらいの気持ちで日々の勉強に励んでください。