小さい頃からスマホ・タブレットを使うと怒りっぽくなる?

2024/10/26

コラム

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 小さい頃からスマホ・タブレットを使うと怒りっぽくなる?

外出すると小さな子どもがスマホで動画を見たり、ゲームをしたりしている様子をよく目にします。

スマホで動画を見せておけば、騒いだり動き回ったりすることはなくなるため、「大人しくしてほしい。」と思う大人にとっては都合の良いものなのでしょう。

どうしても大人させる必要があるときには、とても便利です。

そのため、仕方がない側面もあると思いますが、スマホやタブレットに頼りすぎてしまうのも問題があるかもしれません。

カナダのシャーブルック大学などに所属する研究者らが発表した論文によると、幼児期にタブレットの使用量が多いと将来、怒りっぽくなる可能性があるそうです。

この研究は315人の幼児を対象に3歳半から5歳半までの期間、タブレット使用と感情調整の関係を追跡調査したものです。

研究結果では、3歳半時のタブレットの使用量が1日1.15時間増加すると、4歳半時の怒りや欲求不満の表現が22%増加することが明らかになっています。

さらに、4歳半時の怒りや欲求不満の傾向が1日1.15時間増加すると、5歳半時のタブレット使用量が22%増加する傾向が見られました。

つまり、「タブレット使用量が増える→怒りや欲求不満が増加する→さらにタブレット使用量が増える→怒りや欲求不満がさらに増加する→…」という悪循環が生じるわけです。

学校に通う年齢になれば、学校の授業や宿題、友人関係など、我慢が必要な場面も出てきます。

そういった際に困ることのないように、幼少期のスマホやタブレットとの付き合い方を考えてみてください。

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