令和5年度公立高校入試倍率が発表されました

2023/02/21

高校入試情報

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 令和5年度公立高校入試倍率

令和5年度公立高校入試倍率が宮城県教育委員会より発表されました。

令和5年度宮城県公立高等学校入学者選抜に係る第一次募集出願状況について

全体の倍率は予備調査と同じく1.02倍です。

地区別の出願倍率は、南部地区が0.85倍、中部南地区が1.23倍、中部北地区が1.21倍、北部地区が0.76倍、東部地区が0.79倍です。

近隣の高校はどうなっているか?

遠方の高校の倍率を気にしていても仕方がないので、近隣の高校を見てみます。

塩釜高校

塩釜高校普通科の出願倍率は1.18倍で、予備調査の倍率よりも若干下がっています。予備調査の倍率を見て、塩釜高校ビジネス科や松島高校に変更した生徒がいるようです。例年と同様の動きですので、特に驚くような変化ではありません。

塩釜高校ビジネス科の出願倍率は1.28倍で、予備調査の倍率から0.2ポイント上昇しています。例年、普通科からビジネス科に変更する生徒がいるため、予備調査の倍率よりも高くなることが普通ですので、いつも通りと言うことができます。

多賀城高校

多賀城高校普通科の出願倍率は1.26倍です。宮城野高校あたりから変更してきた生徒がいるようで、予備調査の倍率よりも若干上がりましたが、特別に高いというわけではありません。

多賀城高校災害科学科の出願倍率は0.95倍です。予備調査の倍率よりも上がりましたが、それでも定員割れとなってしまいました。

松島高校

松島高校普通科の出願倍率は1.35倍です。募集定員が40名減ったことにより、昨年度の倍率と比べるとかなり高い倍率になってしまいました。また、例年通りに塩釜高校あたりから松島高校普通科に志望校を変更した生徒がいるため、予備調査よりも倍率が上がりました。昨年までならギリギリで合格していたような生徒は観光科にスライド合格になる可能性が高くなります。

松島高校観光科の出願倍率は0.79倍です。予備調査の倍率よりも上がっていますが、それでも定員割れしています。

利府高校

利府高校普通科の出願倍率は0.97倍です。ここのところ、定員割れしたり、しなかったりで倍率が安定しませんが、今年は定員割れとなりました。

利府高校スポーツ科学科の出願倍率0.88倍です。今年も定員割れとなりました。

宮城野高校

宮城野高校普通科の出願倍率は1.32倍です。予備調査倍率から、思った以上に下がりました。昨年度は学科の再編があり、全体の定員が大きく減少したため倍率が跳ね上がりましたが、今年度はかなり落ち着きました。元に戻ったと言うべきかもしれません。

宮城野高校美術科の出願倍率は1.60倍です。この学科についてはよくわかりません。定員割れする年もありますが、今年の倍率はかなり高くなりました。

その他の高校について

予備調査の倍率が2.06倍で最も高かった仙台南高校の出願倍率が1.48倍まで大きく下がりました。また、予備調査の倍率が高かった仙台一高の出願倍率は1.55倍、仙台三高の出願倍率は1.30倍に下がりました。それらについては例年通りです。

仙台向山高校は普通科、理数科ともに予備調査の倍率よりも上がりました。特に理数科は予備調査で1.03倍であったものが1.93倍と大きく上昇しています。動きとしては例年通りなのですが、今年は特に高くなりました。仙台南高校や仙台一高を志望していた生徒の変更先の1つですので、このようなことが起こります。

泉高校普通科の出願倍率は予備調査からほとんど変動なく、1.84倍です。倍率が高いのはいつものことですが、今年度は特に高いです。学校の立地や偏差値を考えると変更先があまりないため下がらないのだと思います。

最終的な倍率が最も高くなったのは宮城県工業高校情報技術科の2.13倍です。予備調査の段階で1.75倍とかなり高くなっていて、これ以上高くならないと思っていたので、意外な結果となりました。

倍率よりの大切なこと

志望校の倍率はいかがでしたか?

「高い」と感じましたか?「低い」と感じましたか?

倍率がどうであれ、大切なのは合格に必要な実力を身につけることです。

最後までしっかりサポートしていきますので、自分で勉強していてわからなかった問題や疑問点があれば、どんどん質問に来てください。

公立高校入試まであと少しです。志望校合格を目指して最後まで一緒に頑張りましょう。

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