学習参考書で考え方が変わる?
本屋に行くと、学習参考書がたくさん並んでいて、大抵何組かの親子があれこれ言いながら選んでいます。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
並んでいる学習参考書や問題集は非常に分厚いものや薄いものがあったり、字が大きくかわいらしいフォントで書かれたものや堅苦しい感じで書かれているものがあったりして、どれが良いのか悩んでしまいますね。
どれが良くてどれが悪いのかなんてことはなく、自分に合ったものを見つけてほしいと思います。
使う参考書によって勉強の考え方に違いが出てくる?
職業柄、本屋に行くと必ず学習参考書のコーナーに立ち寄ってしまいます。
そして、気になったものがあれば購入し、読んだり、問題を解いたりしています。
何か新しい知識を得ることはありませんが、解説方法など参考になるものが含まれていることもあります。
このようにさまざまな学習参考書に触れるなかで思ったのが、「どんな学習参考書を使うかによって、勉強に対する考え方や姿勢が変わってくるのではないか?」ということです。
学習参考書のなかには用語の意味やなぜそうなるのかを懇切丁寧に説明しているものもあれば、解き方やテクニックをピンポイントに載せているものもあります。
例えば、数学で出てくる変化の割合の場合、「xの増加量に対するyの増加量の割合」や「xが1増加したときのyの増加量」などと説明している参考書もあれば、そのような意味説明なしに求め方のみを書いていある参考書もあります。
どちらが良い参考書なのかは人によって異なりますが、前者で勉強を始めれば、勉強というのは意味理解をしっかり重ねていくものだと考えるようになるでしょうし、後者で勉強を始めれば、勉強というのは解法やテクニックを身につけていくものだと考えるようになるでしょう。
勉強に対する考え方や姿勢が一度固まってしまうと、それを後から変えるのは時間がかかります。
自分の性格や理想の勉強方法などをよく考え、自分に合った学習参考書を選んでください。