テストに出るとか出ないとか。
生徒「これって入試に出ますか?」
私 「出る。」
生徒「じゃあ、これは?」
私 「私立では出ないけど、公立では出る。」
生徒「こっちの問題はどうですか?」
私 「たまに出るからやっときな。」
生徒「全部、出るじゃないですかぁ。(´;ω;`)」
こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。
上のような会話を毎年しています。
特に夏休み以降。
高校受験も近づいてきて、なるべく効率よく勉強したい気持ちがあるのかもしれません。
また、不正解だった問題が入試に出ない問題であれば安心なのだと思います。
そのような気持ちは理解できますが、「出ない。」とは言いません。
未来のことはわからない。
宮城県の公立高校入試に関しては、当塾には20年分以上の資料があります。
どのような問題がこれまで出題されてきたのかは知っています。
出題されやすい問題もあれば、あまり出題されない問題もあります。
しかし、今度の入試でどのような問題が出題されるのかは知りません。
急に傾向が変わることだってあります。
例えば、東日本大震災から数年間は地震に関する問題は出ませんでした。
しかし、今では普通に出題されています。
ですから、「これは出る。」とか「これは出ない。」などと安易に言うことはできないのです。
未来のことは誰にもわかりません。
どんな問題が出題されても大丈夫なように実力をつけることが最も大切です。