意味が先か、公式が先か
こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。
皆さんは速さや割合の公式は覚えていますか?
では、速さや割合が何を表しているかはわかっていますか?
小学生であれば、公式を丸暗記して当てはめるだけでも結構正解できてしまいます。
その結果、意味はわかっていなくても「正解しているから大丈夫だろう。」と思ってしまいます。
しかし、意味がわかっていないと “使える知識” にはなりません。
小学生のうちはそれで良くても、中学生以降は “使える” 状態になっていないと文章問題などを解くことができなくなってしまいます。
意味理解と公式の暗記、どちらを先にするべきか
最初にしっかり意味を理解するべきなのか?
まずは公式を覚えて求められるようにするべきなのか?
どちらが優先されるかは、先生によって意見が分かれます。
まぁ、学校の授業でどちらが優先されるかは学校の先生次第ということです。
最終的に意味をしっかり理解して、求められることが大切です。
意味がわかれば…
意味の理解は公式を覚えるのにも役立ちます。
なぜ、このような公式になるのか?
どうして、この公式で求めることができるのか?
こういったことがわかっていると、丸暗記するよりも簡単に公式を覚えることができます。
さらには意味を理解することで、公式を使わずに求めることだってできてしまいます。
例えば『700円は1400円の何%ですか。」という問題があるとします。
公式を使えば『700÷1400×100=50』で答えは『50%』となります。
しかし、割合の意味がわかっていれば、『700は1400の半分なので50%』と計算するまでもなく求めることができます。
公式は求める方法の1つでしかありません。
意味がわかっていれば、もっと簡単な方法で求めることもできるのです。
○○って何だろう?
学校の授業で公式が出てくると「覚えなきゃ!」と思ってしまいます。
しかし、それだけでなく「○○って何だろう?」「△△って何を表しているんだろう?」などと意味を理解することにも意識を向けてください。
公式を丸暗記するよりも効率良く勉強できると思います。