なぜ “国語は大丈夫” と思ってしまうのか。

2021/10/01

コラム

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 なぜ “国語は大丈夫” と思ってしまうのか。

こんにちは、早稲田育英ゼミナール塩釜教室です。

皆さんは国語は得意ですか?

自信をもって得意とは言えないけれど、特に苦手というわけでもない。

そんな人が多いと思います。

当教室でも入塾前の面談などで、「国語は大丈夫なんですけど…」なんて話をよく伺います。

では、“どの生徒も国語のテストで8割、9割の得点を取れているのか?” というと、そうではありません。

実際の国語のテストの得点が4割、5割程度でも「国語は大丈夫です。」と言う生徒が多く見られます。

なぜ、このようなことになるのでしょうか?

“読めなくて困る” なんてほとんどない

なぜ “国語は大丈夫” と思ってしまうのか。

それは、日常生活の中で “日本語が読めなくて困る” ということがないのが最大の理由だと思います。

日常生活の中で触れる文章には、広告やパンフレット、説明書やネット記事などがあります。

これらの文章はあくまでも “お客さん” に向けて書かれている文章です。

正確さが不足していても “読んでもらえること”・“人の目を引くこと” が重視され、“どんな人でもわかるような簡単な言葉” で書かれています。

つまり、読解力がなくても “読めてしまう文章” なのです。

このような文章に囲まれていたら、国語を苦手だと思えないのも当然です。

読解力があれば勉強しやすくなる!

日常生活では “読めなくて困る” ということはなかなかありません。

しかし、勉強するときに触れる文章は “どんな人でもわかるような簡単な言葉” で書かれた文章だけではありません。

内容を読み取るためには読解力が必要です。

それゆえに、小学校から高校までの間、その年齢にふさわしい読解力を鍛えていくことが大切です。

また、読解力が高まれば教科書や学習参考書の内容を読み取れるようになるため、国語以外の教科の学習効果も高まります。

日常生活で困るか否かではなく、国語のテスト(特に模擬試験や実力テスト)の点数で “国語が大丈夫なのか” を判断してください。

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